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甲府3度目のJ2降格 来季は6年ぶりJ2へ

[ 2017年12月2日 16:02 ]

明治安田生命J1リーグは2日、今季最終戦となる第34節の9試合が各地で行われ、甲府の通算3度目となるJ2降格が決まった。

 前節16位の甲府が残留するには仙台戦の勝利が絶対条件で、かつ同15位の清水が引き分け以下に終わること。甲府はスコアレスドロー寸前の後半51分にリンスがゴールを決めて6試合ぶりの勝利を収めたが、清水が3―1で神戸相手に逆転勝利を収めたため甲府の逆転残留はならず、来季は2012年以来6年ぶりとなるJ2に戦いの場を移すことになった。

 甲府は11年にJ1で16位となり、2度目のJ2降格。翌12年はJ2優勝を果たして1年でのJ1復帰を決めた。だが、13年15位、14年13位、15年13位、16年14位と毎年J2降格危機に直面。何とかギリギリのところで残留を果たしてきた。

 今季はかつて柏、新潟で指揮を執った吉田達磨監督(43)を招へい。G大阪と引き分けた開幕節こそ7位でスタートしたが、第3節には早くも降格圏の16位に転落。その後は14位に位置することが多かったが、9月16日の第26節には16位へ逆戻り。10月15日の第29節には15位へ浮上して降格圏を脱出したが、残り2試合となった11月18日の第32節には3連敗で16位に転落し、そのまま浮上することはできなかった。

 なお、吉田監督については来季も引き続き指揮を執ることが11月17日にクラブから発表されている。

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2017年12月2日のニュース