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カズ、W杯“参戦”12・1組み合わせ抽選会に会長から招待状

[ 2017年11月29日 06:20 ]

W杯ドローに“参戦”が決まったカズ
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 J2横浜FCのFW三浦知良(50)が12月1日にモスクワで開催されるW杯ロシア大会の組み合わせ抽選会に参加することが28日、分かった。国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティノ会長(47)から“FIFAレジェンド”の一人として招待状が届いた。「日本の顔」として、世界中が注目するW杯ドローの盛り上げに一役買う。

 カズにとって「W杯」は人生そのものだ。そのファイナルドローの席にFIFAレジェンドの一人としてインファンティノ会長からの招待状が届いた。12月1日、舞台はモスクワの国立クレムリン宮殿。「W杯の抽選会に出席できる。光栄なこと。また刺激を受けてくるよ」と早くもロシアの地に思いをはせた。

 カズが“参戦”するのは抽選会と前夜に開催される晩さん会。世界的なイベントを彩るFIFAレジェンドにはマラドーナ、カフー、リネカーの各氏らビッグネームが名を連ねる。世界5カ国でプレーしてきたカズはW杯出場経験こそないものの、その実績、知名度が、日本が誇るレジェンドとして認められた。「マラドーナと会うのが楽しみだね」と笑顔を見せた。

 もちろん、カズがカズであることに変わりはない。ロシアにも「練習着は持っていくよ!」。世界でも類を見ない50歳の現役FW。3月の群馬戦では50歳14日で得点を決め、世界的なニュースにもなった。宿泊先のホテル内施設も確認済み。51歳で迎える来季へ、日々のトレーニングは欠かさないつもりだ。

 各国代表の監督、関係者が集結し本番までの情報戦、強化試合のマッチメークなどにも影響を持つW杯抽選会。前回W杯ブラジル大会でもカズは日本協会のアンバサダーとして尽力した。「日本代表のW杯も楽しみだし、サッカーを盛り上げるためにもね」。今回はFIFAから招待を受けた大役。キングが“W杯の舞台”で「日本の顔」としての役目を担う。

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