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ガンバGK藤ケ谷、今季限りで引退 05年リーグ初優勝に貢献

[ 2017年11月28日 05:41 ]

今季限りで現役を引退することが分かったG大阪のGK藤ケ谷
Photo By スポニチ

 G大阪のGK藤ケ谷陽介(36)が今季限りで現役を引退することが26日、明らかになった。シーズン終了後に正式発表される。

 05年にJ1札幌から移籍。シーズン当初はベンチを温める日々だったが、同年途中に正GKの座を奪い取ると、同年のクラブ史上初タイトルとなるリーグ優勝に貢献した。当時G大阪の監督を務めていた西野朗日本サッカー協会技術委員長(62)をして「ワールドクラスの身体能力の持ち主」。日本代表歴こそないが、攻撃サッカーを追求するクラブを最後方から支え、08年のACL制覇など黄金期を担った。

 14年に磐田移籍。その翌年15年に復帰を果たしたが、日本代表GK東口の壁に阻まれ出場は激減した。今季はこれまでリーグ1試合、ルヴァン杯4試合出場にとどまっていた。

 ただGK陣のまとめ役を担うなど、人柄は誠実で真面目。クラブ在籍12年間の功績もあり、引退後はG大阪スタッフとして第2のサッカー人生をスタートさせることが濃厚だ。

 ◆藤ケ谷 陽介(ふじがや・ようすけ)1981年(昭56)2月13日、静岡県浜松市出身の36歳。磐田東高から1999年に札幌入団(当時J2)。同年10月31日のJ2リーグ・川崎F戦でプロデビュー。03年にレギュラー奪取し、05年にG大阪移籍。J1通算223試合出場。1メートル85、78キロ。右利き。

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2017年11月28日のニュース