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浦和10年ぶりアジア王者 初のホーム全勝VでクラブW杯出場権獲得

[ 2017年11月25日 21:07 ]

優勝して喜びを爆発させる浦和イレブン
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 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグは25日、ホーム&アウェー方式による決勝第2戦が埼玉スタジアムで行われ、浦和がラファエル・シルバの決勝ゴールでアルヒラル(サウジアラビア)に1―0で勝ち、2戦合計2―1で2007年以来10年ぶり2度目の優勝を決めた。大会MVPにはMF柏木が選ばれた。

 10年ぶりのアジア王者に輝いた浦和は12月にUAEで行われるクラブワールドカップ(W杯)への出場権を獲得。クラブW杯では、アルジャジーラ(UAE=開催国)―オークランド(ニュージーランド)戦の勝者と初戦を戦い、勝てば欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)と対戦する。横浜M(現横浜)に在籍していた1993年にJリーグ初代得点王に輝いたラモン・ディアス監督(58)率いるアルヒラルは今大会初黒星を喫して14年に続いてまたも準優勝に終わり、悲願の初優勝を逃した。

 浦和は第1戦でアウェーゴールを奪って1―1で引き分け。0―0の引き分けでも優勝が決まる1戦に初戦と同じ先発メンバーで臨んだ。前半は日本代表デビューを今月果たした長沢が積極的にシュートを放つも決められず、前半を0―0で折り返し。後半28分には柏木の左FKに興梠が頭を合わせたがGKに弾かれ、こぼれ球に槙野とラファエル・シルバが詰めるもゴールネットを揺らすことはできなかった。

 だが、後半33分にアルダウサリが2度目の警告を受けて退場。数的優位となった浦和は後半43分、第1戦でもゴールを決めたラファエル・シルバが右足で豪快にネットに突き刺し、勝利をもぎ取った。ACLでのホーム全勝Vは史上初の快挙となった。

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