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”ミスター新潟”本間勲が現役引退「新潟で現役を終えること」を重視

[ 2017年11月25日 15:34 ]

 来季のMF本間勲(36)が今季限りで現役を引退すると発表した。本間は12月2日に開催される明治安田生命J1リーグ最終節・C大阪戦(デンカS)試合終了後の最終戦セレモニーでサポーターに挨拶する。

 本間は新潟県出身で、習志野高から2000年に新潟入り。14年8月に当時J2だった栃木へ移籍するまでチーム一筋で”ミスターアルビレックス”と呼ばれたレジェンド。今季2年半ぶりに新潟へ復帰していた。

 リーグ戦通算成績はJ1が255試合9得点、J2が108試合6得点、J3が29試合0得点。今季はJ1リーグ戦4試合0得点だった。

 本間はクラブを通じてコメントを発表。「まず、今シーズン、皆さんからたくさんのご声援をいただきながら戦ってきた中で、なかなかチームの力になれず、J2降格という結果に終わってしまったことを申し訳なく思っています」と謝罪すると、「プロ選手として現役を続けたいという気持ちもありましたが、その気持ち以上に、アルビレックス新潟で現役を終えることが、自分にとって良いタイミングだという決断に至りました」と現役引退を決めた理由に”アルビ愛”を挙げた。

 「こんな僕が、18年もの間、サッカー選手としてプレーしてこられたのは、応援してくださったファン・サポーターの皆様、アルビレックス新潟、栃木SCでの監督、スタッフ、チームメイト、株主・スポンサーの皆様、ボランティアや関係会社の皆さん、これまで自分を支えてくださったすべての方々のおかげだと思っています。長い間、本当にありがとうございました」という本間。「これからは違う形で、アルビレックス新潟が再びJ1に上がり、もっともっと素晴らしいクラブになるために力を尽くしていきたいと思います」としている。

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2017年11月25日のニュース