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香川クラブ200戦飾れず交代 ドルト敗退に指揮官「自信なくす」

[ 2017年11月23日 05:30 ]

欧州CL1次リーグH組・第5節   ドルトムント1―2トットナム ( 2017年11月21日 )

トットナム戦の後半、競り合うドルトムントの香川(右)
Photo By 共同

 欧州チャンピオンズ・リーグ(CL)は21日各地で1次リーグ第5節の8試合が行われ、H組でドルトムントのMF香川真司(28)はホームのトットナム戦に公式戦4試合連続で先発し、得点に絡めないまま後半21分に交代。1―2で敗れたチームは勝ち点2で3位以下が確定し、敗退が決まった。トットナムは同13で1位確定。Rマドリードはアポエル・ニコシア(キプロス)を6―0で下して同10とし、2位で決勝トーナメント進出を決めた。G組のベシクタシュ(トルコ)はクラブ初の1次リーグ突破を果たした。

 ドルトムントのMF香川は攻撃にリズムをつくれず、後半21分に交代を告げられた。前半31分に狭いエリアでのパス交換で先制点に絡んだものの中盤の位置でのミスが目立った。決勝トーナメント進出には勝利が絶対条件だったが、逆転負けで昨季8強のチームが1次リーグ敗退。クラブでの公式戦200試合目の香川にとって最悪の結果となった。

 10月以降のリーグ戦と欧州CLで計8試合勝ちなし。ボス監督は「これだけ長く勝てなければ自信もなくす」と肩を落とす。ルールナハリヒテン紙は香川に4点(6段階。1が最高)と低調な評価を付け、「彼のアクションで最後までうまくいったものはほとんどなかった」と手厳しかった。日本代表に返り咲くためにも、リーグ戦で巻き返すしかない。

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2017年11月23日のニュース