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香川、見せ場つくれず途中交代 代表戦観戦で「考えさせられることあった」

[ 2017年11月18日 10:32 ]

ブンデス・リーグ第12節   ドルトムント1―2シュツットガルト ( 2017年11月17日 )

シュツットガルト戦の後半、競り合うドルトムントの香川(手前)
Photo By 共同

 ドルトムントのMF香川真司(28)が17日(日本時間18日)に行われたブンデス・リーガ第12節・シュツットガルト戦でリーグ戦2試合連続の先発出場。得点に絡めず後半19分に交代。チームも3連敗を喫した。

 ドルトムントはリーグ戦ここ5試合で1分4敗。見せ場をほぼつくれなかった香川は試合後、「ちょっとやはり上手くいかなかったりしたら落ちているところはあると思う」と不調にあえぐチームの状況を語り「やはりそういう時期がどのチームにもあるわけで、そういうチーム状況を打破するにも、僕たちの能力を考えたら必ず相手を上回れると思っている」と前を向いた。

 自身にとっては日本代表のメンバーから外れて、初めてのリーグ戦となったが「次の3月までやり続けるだけですし、その一歩目としてもちろん勝ちたかったですけど、それはしょうがないんで」とさばさば。「次のチャンピオンズ(リーグ)に切り替えたいし、やることは変わらないので。ただ今はこういうチーム状況だからこそより頑張らないと。誰一人あきらめていないので、あとはそれを結果として実らせられるようにもうひと頑張りしたいと思います」と言葉に力を込めた。

 欧州で行われた日本代表のブラジル、ベルギーとの2連戦を現地でスタンド観戦した。代表戦があるにもかかわらずチームに残ることを新鮮に感じるか問われると「うーん、どうですかね、新鮮…難しいな。今回は新鮮というよりは、代表の試合を見に行ったりしていたので、いろいろ忙しかったですし、試合のなかから考えさせられることもあった」と答え、「このドルトムントでも考える必要がある状況なので、うまくリンクさせながら、似ている状況が少なからずあるのかなという気がするし、でもこれを打開するために僕たちはやるしかないし、考えて、苦しみながら勝ち抜いていきたいなと思います」とチームの現状打破に考えをめぐらせていた。

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