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長友「興奮」100戦目 代表SB初!10日ブラジル戦で飾る

[ 2017年11月7日 05:30 ]

セリエA・第12節   インテル・ミラノ1―1トリノ ( 2017年11月5日 )

リールに到着した長友
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 親善試合ブラジル戦(10日、リール)、ベルギー戦(14日、ブリュージュ)に臨む日本代表は5日、“先発隊”としてリール市内に集合した欧州組5選手が練習を行った。練習後に宿舎入りしたDF長友佑都(31=インテル・ミラノ)は、ブラジル戦のピッチに立てば国際Aマッチ通算100試合出場を達成。節目の一戦を前に興奮を隠さなかった。

 ストレートに感情を表現した。5日午後10時すぎ。代表宿舎に到着した長友は「興奮してますね」と目を輝かせた。08年5月24日のコートジボワール戦でのデビュー以来、積み重ねてきた国際Aマッチ出場数は99。激しい上下動を要求されるサイドバックとしては初の大台に王手をかけており「100試合、それだけでも名誉なことですし、プラス相手がブラジル。まだ出られるか分からないですけど、メチャメチャ楽しみ。コンディションは凄く良い」と力を込めた。

 始まりもブラジル人FWとの対戦だった。明大在学中ながらFC東京とプロ契約を結んでいた08年4月12日の東京V戦。Jリーグで敵なしと言われ、後にブラジル代表となったフッキとマッチアップし、真っ向勝負で封じた。この一戦で名を上げ、1カ月後に日本代表に初招集されて国際Aマッチデビュー。現セレソンにフッキはいないが、節目の一戦でネイマール、ジェズスら世界屈指のブラジル人FWと再び対峙(たいじ)する。

 DFミランダは所属するインテル・ミラノのチームメート。MFコウチーニョとも11〜13年にインテルで一緒にプレーしている。「チームメートのミランダもいますし、一緒にやっていたコウチーニョもいる。ネイマールもいるし、簡単ではないけど、個人も、チームも、持ってる力を世界レベルで試せるのは楽しみ」。女手一つで育ててくれた母・りえさんも試合に招待する予定。過去ブラジル戦には2度出場し、0―4、0―3と大敗。三度目の正直に向け、長友のテンションは高い。

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