尹監督　就任１年目で初タイトル！３３人起用“総力戦”ズバリ

ルヴァン杯決勝   Ｃ大阪２－０川崎Ｆ （ 2017年11月4日    埼玉 ）

ルヴァン杯を制し胴上げの祝福を受けるＣ大阪の尹晶煥（ユン・ジョンファン）監督
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　Ｃ大阪の尹晶煥（ユン・ジョンファン）監督が就任１年目で初タイトルをもたらした。控え組だけで戦った１次リーグから、決勝までの１３試合で計８勝５分けと無敗のまま優勝。大会を通じて総勢３３選手を起用した指揮官は「１回も負けることなく、全選手が素晴らしいことを成し遂げてくれた。“ありがとう”“ご苦労さん”と言いたい」と賛辞を贈った。

　かつて自由な攻撃サッカーを誇ったのがレヴィー・クルピ監督時代。その戦術を称える後任監督が多かった中、尹晶煥監督は「それで良い結果を得られたのかどうか」と否定から入った。まず構築したのが守備。そして選手個々と面談を繰り返すなどチームを分析しながら、規律を徹底してきた。現役時代もＣ大阪で過ごし、リーグ第１ステージ最終節で優勝を逃した００年も体験。悲劇を知るＯＢ監督が、戦う集団をつくり上げた。