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ケルン大迫2発1アシスト!代表の欧州遠征へ弾み

[ 2017年11月4日 05:30 ]

ゴールを決めチームメートから祝福されるケルンの大迫(中央)(共同)
Photo By 共同

 欧州リーグ1次リーグ第4節が2日に24試合行われ、H組でケルンのFW大迫勇也(27)はBATEボリソフ(ベラルーシ)戦に後半開始から出場。2得点1アシストを挙げ、5―2でのチーム初勝利に貢献した。J組でヘルタのFW原口元気(26)はゾリャ・ルハンシク(ウクライナ)戦に後半14分から、I組でマルセイユのDF酒井宏樹(27)はギマラインス(ポルトガル)戦に後半31分から出場。ザルツブルク(オーストリア)のFW南野拓実(22)はコンヤスポル(トルコ)戦の後半24分からプレーした。

 日本代表FW大迫が3点に絡む活躍でケルンを逆転勝利に導いた。1―2の後半開始から右MFで出場。9分に左FKを味方が落としたところを、胸トラップから迷わず右足を振り抜く同点ゴール。2トップの一角に位置を変えると、3―2の37分には左クロスに滑り込みながら右足で合わせた。45分にも左クロスで5点目を演出し、2得点1アシストと爆発。「やっとですね。いつもの流れになりそうな時に踏ん張ることができた」と振り返った。

 今季リーグ戦は未勝利で最下位に沈むが、今季公式戦のホーム初勝利に貢献した。自身も欧州リーグの初ゴール。「このままズルズルしていたら何もなくなってしまう。誰かがやらないといけないとずっと思っていた」。鮮やかな逆転劇にシュテーガー監督も「攻撃を活性化させてくれた」と目を細める。今月にはブラジル、ベルギーと対戦する日本代表の欧州遠征も待つ。ハリルジャパンの1トップを張る男が、好調を印象づけた。

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