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甲府新人MF道渕、3日から全体練習合流へ 7月に暴行容疑で逮捕

[ 2017年11月2日 15:25 ]

 J1甲府は2日、知人女性に暴力を振るったとして7月に暴行容疑で警視庁に逮捕され、処分保留で釈放されたMF道渕諒平(23)が3日からチームの全体練習に合流すると発表した。

 道渕はクラブから3カ月間(8月〜10月)の謹慎処分を受け、9月から10月の27日間、計167・5時間にわたって小瀬スポーツ公園内の清掃や社会福祉施設での福祉活動などの社会貢献活動を行った。社会貢献活動については引き続き年末まで行うという。

 輿水順雄社長(66)はクラブを通じ、「3カ月間の活動停止期間中、道渕選手は、深い反省の気持ちを胸に真摯に社会貢献活動に取り組みました。そして多くのことを学ぶとともに、ヴァンフォーレ甲府が多くの皆様の熱い気持ちに支えられていることを改めて自覚したとのことです」と報告。

 「3カ月間の活動実績を踏まえ、また一社会人であること、プロサッカー選手であることを強く自覚し、選手生活を送ると信じ、チーム活動再開を認めました。クラブとしては、今後このようなことが無いよう選手教育を徹底していきたいと考えております」と説明した。なお、クラブが科した道渕への公式戦の出場停止処分は今季J1リーグ戦最終節(12月2日)までとなっている。

 道渕は仙台ユース、明治大を経て今季加入した新人選手で、ここまでJ1リーグ4試合に出場して無得点。7月23日に東京都内で知人女性に暴力を振るったとして暴行容疑で警視庁に逮捕されたとクラブが7月28日に発表していた。

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2017年11月2日のニュース