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川崎F 逆転Vへ痛恨ドロー 2点差追いつくも「勝ち点3が欲しかった」

[ 2017年10月29日 19:20 ]

明治安田生命J1第31節   川崎F2―2柏 ( 2017年10月29日    柏 )

<柏・川崎F>後半、川崎F・知念は水しぶきを上げながらボールを競り合う
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 悲願の初優勝を目指す2位の川崎Fは、降雨のため開始が30分遅れた柏との1戦で2点差を追いつき、2―2で引き分け。12戦負けなしとしたが、首位・鹿島との勝ち点差は試合前の「2」から「4」に広がった。

 川崎Fは前半を0―0で折り返したが、後半3分と7分に連続失点。だが、0―2で迎えた後半25分に知念のヘディングゴールで1点を返すと、後半45分にはエースストライカーの小林が頭で決めて2―2のドローに持ち込んだ。

 主将も務める小林は「難しい試合だった。チャンスはこっちもあったし、勝たなければいけない試合だった」と厳しい表情。試合中も強い雨が降り続き、水が浮く悪コンディションのピッチで「バックパスだったり、ボールが転がらないんでとにかく前にっていう形で割り切ったサッカーをしようという形でやった」と得意のパスサッカーを封じられた1戦を振り返ったが、「勝ち点3が欲しかった」と肩を落とした。

 首位・鹿島はこの日、札幌に2―1で競り勝ち、勝ち点67。勝ち点63の川崎Fとは残り3試合で4差がついた。変則日程となる鹿島の次節は11月5日にホームで行われる浦和戦で、川崎Fの次節は同18日にホームで行われるG大阪戦。5日に鹿島が浦和に勝ち、18日に川崎FがG大阪に負けると、当日試合のない鹿島の2年連続優勝が決まる。

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2017年10月29日のニュース