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鹿島 連覇に王手 三竿健のJ初ゴールで先制、金崎V弾「勝てて良かった」

[ 2017年10月29日 18:57 ]

明治安田生命J1第31節   鹿島2―1札幌 ( 2017年10月29日    札幌ド )

<札幌・鹿島>後半、勝ち越しゴールを決め、ガッツポーズする鹿島・金崎
Photo By 共同

 鹿島のMF三竿健斗(21)がプロ3年目で待望のJリーグ初ゴール。チームの2年連続優勝に王手をかける1勝に大きく貢献した。

 後半2分、金崎がキープしたボールのこぼれ球を押し込んで先制ゴールを決めた三竿健は「今までもチャンスがあって外していたので、こういう試合で決められて良かったと思います」と笑顔。「相手はホームで非常に強いチーム。試合の入りから、球際や走るところで(しっかり)やろうと話していたので、90分通していい試合運びができたと思う」と胸を張った。

 「試合を通じてアグレッシブにやってくれた」と振り返った大岩監督は三竿について聞かれると「得点だけではなくて、ゲームの中で彼があそこにいることが非常にチームに落ち着きをもたらしてくれている。きょうはそのご褒美じゃないですかね」と若きボランチを称えた。

 「何よりも勝ち点3が必要だったので本当に勝てて良かった。最後に1位になるためにも次も絶対に勝たないといけないので早く切り替えて次の試合に絶対勝てるようにいい準備をしたい」と三竿。変則日程となる次節は、11月5日にホームで浦和と対戦。鹿島が5日に勝って、18日に2位の川崎FがG大阪に敗れると、鹿島の2年連続優勝が決まる。

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2017年10月29日のニュース