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鹿島、天皇杯連覇ならず 前回準優勝の川崎Fも敗退 神戸17年ぶり4強進出

[ 2017年10月25日 22:07 ]

後半終了直前、同点ゴールを決めたハーフナー(左)とタッチする神戸・ポドルスキ
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第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会は25日、各地で準々決勝が行われ、神戸、C大阪、横浜、柏の4チームがベスト4進出を決めた。今年元日に決勝を戦った前年度優勝の鹿島は神戸に敗れ、準優勝の川崎Fは柏に敗れ、そろって姿を消した。

 鹿島は後半18分に昌子のゴールで先制。だが、神戸はロスタイムも終わりに近づいた後半49分、ポドルスキの左クロスにハーフナーがヒールで合わせて土壇場で追いついた。1―1で突入した15分ハーフでの延長戦でも決着つかず。PK戦では、鹿島が3人目のキッカーを務めた中村が失敗する一方で、神戸は5人全員が成功。5―4でPK戦を制して17年ぶりの4強入りを決めた。

 柏は後半16分にクリスティアーノが決めた1点を守り切って1―0で川崎Fに勝利。川崎Fはベンチスタートだった中村を後半開始から、小林を後半25分から投入したが、1点が遠かった。

 C大阪は前半23分の福満に続いて後半9分には沢上と2つのヘディングシュートが決まって2―0で大宮に快勝。横浜は後半36分にもらったオウンゴールによる1点が決勝点となった。

 準決勝は12月23日(場所、時間とも未定)に行われ、カードは神戸―C大阪と横浜―柏に決まった。準決勝の勝者が激突する決勝は、来年1月1日午後2時40分から埼玉スタジアムで行われる。

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2017年10月25日のニュース