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浦和 10年前の優勝メンバー阿部「もう1回喜びたい それだけ」

[ 2017年10月18日 21:45 ]

ACL準決勝第2戦   浦和1―0上海上港 ( 2017年10月18日    埼玉 )

上海上港に勝利し声援に応える浦和・槙野(右)と西川
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 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は18日、準決勝第2戦が行われ、浦和は上海上港(中国)に1―0で勝利。通算1勝1分けとし、優勝した2007年以来10年ぶり2度目となる決勝進出を決めた。前半11分に柏木の左CKをラファエル・シルバが頭で合わせて先制。これが決勝点となった。

 ブラジル代表FWオスカルやかつて札幌、東京Vなどでも活躍した元ブラジル代表FWフッキら強力攻撃陣を擁する上海上港を完封しての決勝進出。10年前の優勝メンバーでもある主将の阿部は「まず失点しないということを皆が意識して、その中でも恐れず戦っていこうと皆と話していた。もうちょっと点が取れたら良かったとは思いますけど、1―0で無失点で勝てて良かったなと思います」と興奮しながらもホッとした表情を浮かべた。

 「どっちが先に(得点を)取るかということは重要だったと思うので、セットプレーからいいゴールが入ったと思います」と先制点を喜んだ阿部は、浦和サポーターで真っ赤に染まったスタンドを見上げ「最高ですね」と一言。「この雰囲気をもう1回味わいたいですし、もう1回喜びたい。それだけです」と言い切った。決勝は11月18日と25日にホーム&アウェー方式で行われ、アルヒラル(サウジアラビア)と対戦する。10年ぶりとなるACL決勝舞台。アジアの頂点へ向け「簡単ではないですけど、こんなに大勢の仲間たちがいるので大丈夫だと思っています。一緒に頑張りましょう!」とサポーターへ向け声を張り上げた。

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2017年10月18日のニュース