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ハリル監督 Jクラブ“練習視察行脚”指示 体脂肪率基準徹底へ

[ 2017年10月17日 05:30 ]

日本代表のハリルホジッチ監督
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 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)がスタッフにJクラブの“練習視察行脚”を命じたことが分かった。協会関係者は「今後コーチ陣が試合だけでなく、練習も視察するようです」と証言した。

 6日のニュージーランド戦は辛うじて勝利したが10日のハイチ戦は後半ロスタイムに同点にするのが精いっぱい。W杯出場決定後の最初のテストマッチで醜態をさらし、指揮官はハイチ戦後「最悪の試合。恥をさらした」と、かつてない辛らつな言葉を並べ危機感をあらわにした。

 中でも指揮官が問題視したのが、かねて厳命してきた「体脂肪12%以下」を超えていた国内組のコンディション。海外組の中にも設定ラインをオーバーした選手がいたようだが、12月には国内組だけで臨む日本開催のE―1選手権(旧東アジア杯)が控えるだけに、練習の視察でさらなる徹底チェックを行う方針だ。

 本番まで約8カ月。いまだ主力メンバーの大半は海外組が占めるもののE―1選手権はW杯メンバー入りへ向け、国内組にとって最後のアピールチャンス。ハイチ戦後「たくさんデュエルで負けた。メンタル面のもろさが見えた」と話した指揮官は、さらなる管理でチームの底上げを図る。

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2017年10月17日のニュース