×

インドネシアでサッカーのGKが死亡 チームメートとの激突が原因

[ 2017年10月16日 19:04 ]

 15日にインドネシアの東ジャワ州ラモンガンで行われた国内リーグのペルセラ対セメン・パダン戦で悲劇が起こった。

 ペルセラの主将で国内リーグに500試合以上出場しているGKチョイルル・フーダ(38歳)が前半終了直前、ゴール前に転がって来たボールをセービングしようとしたところ、正面から相手選手とボールを競り合って突っ込んできたチームメートのラモン・ロドリゲスと接触。胸部をロドリゲスの左膝が直撃して倒れ込んだ。

 すぐにラモンガン市内の病院に搬送されたものの意識は戻らず、チーム側は試合後にフーダが死亡したことを発表。運ばれたソエギリ市民病院のユディストロ・アンドリ・ヌグローホ医師は「命を救うために全力を尽くしたが、不幸なことに蘇生できなかった」と語った。

 AP通信によれば2000年以降、インドネシアのサッカー国内リーグの試合で死亡したのはフーダが4人目。インドネシア・サッカー協会のエディ・ラーマヤディ会長は「国を代表するGKの1人だった。インドネシアのサッカー界にとっては大きな損失。心よりお悔やみ申し上げます」という追悼コメントを発表している。

続きを表示

2017年10月16日のニュース