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C大阪・清武 120日ぶり弾!!ハリル監督に復活アピール

[ 2017年10月16日 05:30 ]

明治安田生命J1第29節   C大阪2―1鳥栖 ( 2017年10月15日    ベアスタ )

後半13分、勝ち越しゴールを決めたC大阪・清武は水沼(右)と笑顔でハイタッチ(撮影・岡田 丈靖
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 2試合が行われ、C大阪はMF清武弘嗣(27)の復帰後初ゴールなどでアウェーで鳥栖を2―1と撃破し、連敗を3で止めた。FC東京は甲府とアウェーで1―1と引き分けた。

 降りしきる雨の中で頭から飛び込んだ。1―1で迎えた後半13分、MF水沼の右クロスに対してファーサイドで待ち構えていたのが清武だ。ダイビングヘッドで放ったシュートがネットを揺らすと、C大阪サポーターの待つゴール裏へ走って歓喜を爆発させた。

 「宏太(水沼)が良いボールをくれたから合わせるだけだった。絶対に来ると思っていた」。6月25日の仙台戦以来となる13試合ぶりの先発出場で、同17日の清水戦以来となる120日ぶりのゴールに声を弾ませた。

 仙台戦で左太腿裏筋損傷を負い今季4度目の長期離脱。復帰まで要した期間は約3カ月で、当初の予定より4週間も遅れた。だが「本来ならもっと早く復帰できた」とクラブ幹部が話したように再発を防ぐため慎重に体をつくり直してきた。尹晶煥(ユンジョンファン)監督も「ここまで走ってくれるとは思わなかった。決勝点まで決めたのは能力が高いということ」と称えた。

 0―1の前半25分には日本代表FW杉本が同点ゴール。得点ランク2位となる17点目を「前にDFがいたけど思い切り仕掛けた。みんなで戦って勝とうと思っていたので、実現できて良かった」と振り返った。W杯ロシア大会出場を狙う2人は鳥栖戦を視察したハリルホジッチ監督にも存在をアピールした。

 主役がそろい踏みしての逆転勝利でC大阪はACL出場圏内の3位柏に勝ち点2差と接近。ルヴァン杯決勝(11月4日、埼玉スタジアム)に向けても勢いづく1勝となった。

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2017年10月16日のニュース