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南米王者チリ、欧州ではオランダ、ウェールズも涙…W杯出場逃した強豪国

[ 2017年10月11日 14:15 ]

W杯出場を逃したオランダのロッベンはピッチを1周し、別れを告げる(AP)
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 サッカーの18年W杯ロシア大会予選が10日、各地で行われ、新たに欧州王者のポルトガル、6大会連続となるフランス、12大会連続のアルゼンチン、初出場となるパナマなどが本大会への切符を手にした。これで32カ国中23カ国の出場が決定した。

 一方で、南米王者のチリが、既に出場を決めているブラジルに0―3で敗れて6位に転落し、まさかの予選敗退。南米では10年W杯8強のパラグアイも本大会に届かなかった。5位のペルーがオセアニア1位のニュージーランドとの大陸間プレーオフに進んだ。

 欧州予選では、残り4枠を争うプレーオフに出場する8チームが決定。スイス、イタリア、クロアチア、デンマーク、北アイルランド、スウェーデン、アイルランド、ギリシャが進出したが、10年大会16強のスロバキアは落選。また、W杯出場経験のあるオランダ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、トルコ、ウクライナがプレーオフにも届かず敗退したほか、FWガレス・ベイル(28)を擁するウェールズもD組3位で涙をのんだ。

 北中米カリブ海予選でW杯切符を手にしたのはメキシコ、コスタリカに加えて初出場のパナマ。米国は最下位のトリニダード・トバゴにまさかの敗戦を喫して5位に転落し、8大会連続出場を逃す結果となった。4位のホンジュラスは11月の大陸間プレーオフでアジア予選5位のオーストラリアと対戦する。

 また、11月に最終節が行われるアフリカ予選ではエジプトとナイジェリアがW杯切符を手にしているが、大陸王者カメルーンのほか、アルジェリア、ガーナは既に敗退が決まっている。

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