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ハリルJ W杯に暗雲 格下ハイチに2点リード守れずドロー

[ 2017年10月10日 21:32 ]

国際親善試合   日本3―3ハイチ ( 2017年10月10日    日産ス )

<日本・ハイチ>後半、ベンチで厳しい表情のハリルホジッチ監督
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 来年6月開幕のワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場するサッカー日本代表は10日、日産スタジアムでハイチ代表と国際親善試合を行い、3―3のドローに終わった。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は2―1で勝利した6日のニュージーランド戦(豊田ス)から先発9人を入れ替え。倉田が代表初ゴールとなったニュージーランド戦から2試合連続となるゴールを前半7分に決めて先制すると、同17分にはFW杉本が代表初ゴールを決めて2点をリードした。倉田は長友の左クロスを頭で決め、杉本は倉田のシュートのこぼれ球に詰めて左足で代表初ゴール。前半28分には一瞬の隙を突かれて失点し、2―1と1点リードで前半を折り返した。

 後半開始とともに長友と浅野が下がり、車屋と原口が投入されたが、後半8分にはFKからの素早いリスタートで失点し、2―2の同点。テストマッチとはいえ格下のハイチに負けるわけにいかないハリルホジッチ監督は直後の11分には小林に代えて井手口、14分には倉田に代えて香川を投入し、香川は元日本代表FW三浦知良に並ぶ国際Aマッチ89試合出場を達成した。

 後半19分には杉本との交代で大迫もピッチへ。だが、大迫の決定的なシュートが外れた直後の後半33分、左サイドからナゾンにスーパーゴールを決められ、ついに2―3と逆転を許した。35分には乾に代えて武藤を投入するなど次々に手を打ったハリルホジッチ監督。ようやくロスタイム突入後の後半47分、酒井高のシュートをゴール前に倒れ込んでいた香川がコースを変えて押し込み3―3のドローに持ち込んだが、指揮官はイライラする気持ちを隠し切れなかった。

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