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川崎F 第1戦前半0―3からの2戦合計5―4で8年ぶり決勝

[ 2017年10月8日 17:49 ]

YBCルヴァン杯準決勝第2戦   川崎F3―1仙台 ( 2017年10月8日    等々力 )

仙台を破り決勝進出を決め、喜ぶ川崎・長谷川(左)と三好
Photo By 共同

 川崎FがMF三好康児(20)の貴重な2ゴールで仙台を3―1と下し、2戦合計スコアを5―4として2009年以来8年ぶり4度目の決勝進出を決めた。

 4日の第1戦(ユアスタ)で前半を0―3で折り返しながら、後半にアウェーゴール2点を取って望みをつなぎ、ホームでの第2戦へ。前半29分と後半4分に三好が2ゴールを決めて試合を優位に進めた。後半7分には奈良が2度目の警告を受けて退場となり10人での戦いを強いられ、後半14分には川崎Fから期限付き移籍中の中野にゴールを決められるなど厳しい戦いとなったが、後半45分に長谷川のゴールで1点加えて決勝進出をもぎ取った。

 「ルヴァン杯は出たのが初めてだったんで。まあ、本当に点取れて良かったです」と三好。「賢太郎くんとかに”あしたお前点取るよ”って言われていたので、自分的にも取る予感はしてましたし、本当にいいところにボールが来たんで、皆の思いを背負って点取れて良かったです」と森谷らチームメートがゴールを”予言”していたことを告白し「1点目は憲剛さん(中村)が、目は合ってないですけど普段からああいうパス出してくれるので走ってたらああいうパス来るなと思ってうまく合うことができましたし、2点目もエウソン(エウシーニョ)がいい形で抜け出してくれたんで、最後こぼれてくれたらいいなと思ってたら来たんでラッキーです」とチームメートに感謝した。

 一発勝負の決勝は11月4日に埼玉スタジアムで行われ、C大阪と対戦する。どちらが勝っても初のタイトル獲得。川崎Fはナビスコ杯時代に決勝へ3度進出しているが、3試合とも無得点で準優勝に終わっている。「また俺が点取って優勝できるようにいい準備してやっていきたいと思います」。三好が力強く言った。

 【川崎Fのナビスコ杯決勝成績】※現ルヴァン杯

 2000年●0―2鹿島、2007年●0―1G大阪、2009年●0―2FC東京

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2017年10月8日のニュース