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香川ピンチ…格下NZに2―1もトップ下テスト“不合格”

国際親善試合   日本2―1ニュージーランド ( 2017年10月6日    豊田ス )

<日本・ニュージーランド>前半、シュートを外しガックリの香川(中央)
Photo By スポニチ

 香川も窮地に立たされた。日本代表はニュージーランド代表と豊田スタジアムで対戦し、2―1で辛勝した。香川真司(28=ドルトムント)はトップ下で先発したものの、決定機を決められないまま、後半15分に交代。本大会へのサバイバルが始まったW杯予選後、最初の試合でインパクトは残せなかった。10日は日産スタジアムでハイチ代表と対戦する。 試合結果  日本代表日程

 輝けるはずのトップ下に、誰もが知る香川はいなかった。開始15秒、振り向きざまのシュートは力なく相手GKにキャッチされた。前半8分、DF2人を揺さぶって放った強烈なシュートは左ポストに直撃。会場を沸かせたが、見せ場はそのシーンだけ。焦り、不運。全盛期には程遠く、会場には大量のため息が吐き出された。

 試合後、香川から表情が消えていた。「決めるチャンスがたくさんあったので残念です。勝ったことが唯一、良かったこと」。今回は本田、長谷部、岡崎らが招集外。必然的に期待は香川に集中した。だが結果は空転。「危機感は常にある。それがプレッシャーにもなる」と香川。忍び寄る危機感を感じずにはいられなかった。

 ハリルホジッチ監督からも辛らつな言葉を突き付けられた。「(香川は)トップフォームではない。プレーしながら良くなっていくと思うが、当然、他選手との競争もある。我々の知ってる香川とは程遠い」。5戦ぶりとなる4―2―3―1のトップ下。得意とするポジションでのテストだったが、結果は“不合格”だった。

 左肩脱臼の影響で6大会連続のW杯出場を決めた8月31日のオーストラリア戦は出番なし。今回の合宿中には指揮官と面談。「ケガの後はレベルが低下するので早く本来のレベルを取り戻してほしい」と直接伝えられた。9月30日のアウクスブルク戦で鮮やかなループ弾を記録。欧州でも絶賛され、完全復活を予感させたが、この日は別人だった。

 香川は言った。「次のW杯が集大成。年齢的にも経験的にもその次があるとか考えたくない。しっかり整理したい。徹底してプランを立ててやっていきたい」。序盤は主導権も握った。だが相手が慣れてくると途端に攻撃は手詰まりとなった。「柔軟性、判断力を改めたい」。香川は全身に悲愴(ひそう)感を漂わせていた。

 W杯ロシア大会に向けた強化試合の第1弾は不完全燃焼。今後、メンバー選考のサバイバルは熾烈(しれつ)を極める。長らく大黒柱だった本田が外れ、もはや、ポジションが安泰な選手はいない。香川もまた岐路に立たされた。

[ 2017年10月7日 05:30 ]

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