×

ハリルJ、倉田の代表初ゴールで格下NZに辛勝 久々先発の香川、武藤は不発

[ 2017年10月6日 21:18 ]

国際親善試合   日本2―1ニュージーランド ( 2017年10月6日    豊田ス )

<日本・ニュージーランド>倉田の勝ち越しゴールを喜ぶ選手たち
Photo By スポニチ

 6大会連続6度目のワールドカップ(W杯)出場を決めたサッカー日本代表は6日、愛知・豊田スタジアムで行われた国際親善試合でニュージーランドと対戦。途中出場したMF倉田秋(28=G大阪)の代表初ゴールで2―1と勝利を収めた。

 日本は相手ハンドで得たPKをFW大迫勇也(27=ケルン)が後半5分に決めて先制。だが、わずか9分後の後半14分には右クロスをFWクリス・ウッド(25=バーンリー)に頭で決められて追いつかれた。

 日本は8月31日のアジア最終予選(埼玉)でオーストラリアを破って来年6月から開催されるW杯ロシア大会の出場権を獲得。10日のハイチ戦(日産ス)も含めた今回の親善試合2戦はFW本田圭佑(31=パチューカ)、FW岡崎慎司(31=レスター)ら代表常連だった選手がメンバー外となっており、選手にとっては本大会でのメンバー入りを懸けて1戦1戦がサバイバルとなる大事な戦い。

 FIFAランク113位と格下相手にこのままPKによる1点だけで終わるわけにいかなかったが、1―1で迎えた後半42分、MF乾貴士(29=エイバル)の左クロスをDF酒井宏樹(27=マルセイユ)が頭で折り返したボールに倉田が頭から飛び込んで決勝ゴールを決めた。

 6月のシリア戦以来となる先発出場を果たしたMF香川真司(28=ドルトムント)は前半9分にペナルティーエリア内でこぼれ球を拾うと巧みなタッチでDFをかわし、右足でシュート。だが、ボールが右ポストを叩いて決定的シーンを逃すと、その後も得点に絡むことはできず、後半15分にMF小林祐希(25=ヘーレンフェインン)と交代。2015年11月のシンガポール戦以来約2年ぶりの先発出場となったFW武藤嘉紀(25=マインツ)も不発のまま後半25分にベンチへ。途中出場したMF小林やFW杉本健勇(24=C大阪)も積極的にシュートを放ったが、ゴールを決めることはできなかった。

 日本は10日にFIFAランク48位のハイチと日産スタジアムで対戦。バヒド・ハリルホジッチ監督(65)はこの2試合での大幅なメンバー入れ替えを示唆しており、フレッシュなメンバーを中心に先発メンバーを組むことになりそうだ。

続きを表示

この記事のフォト

2017年10月6日のニュース