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麻也ぶっ飛びボレー!今季初得点 英紙「信じられない」大喝采

[ 2017年10月2日 05:30 ]

プレミアリーグ・第7節   サウサンプトン1―2ストーク ( 2017年9月30日 )

<サウサンプトン・ストーク>後半、今季初ゴールを決める吉田
Photo By 共同

 サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也(29)が30日のアウェー・ストーク戦で今季初得点を記録した。0―1の後半30分に鮮やかな右足ジャンピングボレー弾。試合は1―2で敗れたが、攻守に存在感を示して地元メディアから絶賛された。親善試合ニュージーランド戦(6日、豊田)、ハイチ戦(10日、日産)に向けて合宿中の日本代表に2日に合流する。

 鮮やかに宙を舞った。0―1の後半30分、左CK後に攻め残っていた吉田が左からの浮き球のボールに反応した。体を開きながら右足でジャンピングボレー。シュートはバーに当たりネットに吸い込まれた。リーグ7節目で生まれた今季初得点。昨季、4月5日のクリスタルパレス戦以来のゴールだった。

 試合は後半40分に失点して、チームは2連敗。吉田は自身のブログに「Needed one point at least. こういう試合で勝ち点を取っていかないといけない」と記して黒星を悔やんだが、一夜明けた地元メディアから絶賛された。デーリー・メール紙は6・5の採点で「吉田がトップストライカーのフィニッシュ本能を見せつけた」と評価。デーリー・ミラー紙は「とんでもないボレー。信じられない運動能力。GKはノーチャンスだった」と賛辞を贈った。

 日本代表に合流するため、2日に帰国する。吉田は守備の要としてW杯アジア最終予選全試合にフル出場。14年W杯ブラジル大会では1次リーグ最終戦のコロンビア戦でハメス・ロドリゲスにあっさりとかわされてゴールを許すなど本大会の難しさは誰よりも理解している。「本大会に向けて、これから親善試合でもっとレベルアップしていかなければならない」。来夏のロシアで結果を出すため、まずは目の前のニュージーランド、ハイチを全力で叩く。

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2017年10月2日のニュース