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浦和 柏木弾で敵地1―1ドロー 上海上港とACL準決勝第1戦

[ 2017年9月27日 22:51 ]

ACL準決勝第1戦   浦和1―1上海上港 ( 2017年9月27日    中国・上海 )

<上海上港・浦和>前半、ゴールを決め、興梠(右)と喜ぶ浦和・柏木
Photo By 共同

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦は27日、1試合が行われ、浦和はアウェーの中国・上海で上海上港と対戦し、先制されたものの、MF柏木陽介(29)のゴールで追いつき、1―1と敵地で貴重なドロー。アジアの頂点に立った07年以来、10年ぶりの決勝進出に前進した。

 浦和は前半15分、東京Vでもプレーしたブラジル代表のFWフッキに左足で豪快に決められ、先制を許した。

 それでも同28分、最終ラインの裏に出た浮き球のパスにFW興梠が反応。落としたボールにゴール前に走り込んだ柏木が直接、右足を振り抜く。狙い澄ました一撃はゴール左隅に飛び込みネットを揺らした。

 柏木は左足付け根の肉離れを抱えながらの強行出場。3得点に絡んだACL準々決勝第2戦の川崎F戦(4―1、13日)に出場後、公式戦3試合を回避し上海に乗り込んだ執念を、ゴールに結実させた。

 その後、相手の猛攻をしのぎ、敵地で貴重なドロー。10年ぶりの決勝進出が懸かる第2戦は10月18日に浦和のホーム・埼玉スタジアムで行われる。

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