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高木義成が現役引退 史上4人目GK弾 上西議員と“バトル”も

[ 2017年9月27日 16:40 ]

 J2岐阜は27日、GK高木義成(38)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 東京都出身の高木は修徳高、国士舘大を経て2000年に当時J1だったV川崎(現J2東京V)入り。J1名古屋を経て昨季から岐阜でプレーしていた。リーグ戦通算でJ1は123試合、J2は115試合に出場。東京Vに在籍していた2006年には7月12日の仙台とのJ2リーグ戦(ユアスタ)で自陣ゴール付近からのフリーキックがそのまま相手方ゴールに入り、GKとして史上4人目のゴールも記録した。昨季は31試合に出場したが、今季はここまで出場がなかった。

 日本プロサッカー選手会(旧Jリーグ選手協会)でも長年要職を務めるなど、選手の地位向上に尽力。今年7月には、衆院議員の上西小百合氏(34=無所属)が自身のツイッターで「浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな」と突如私見をつづったツイートに「1人のプロサッカー選手として言わせてもらう。酷いってなに?遊びってなんだ?久々にアタマにきたわ」とツイートで猛反発。生来の男気に、プレーを超えたファンも多かった。

 高木はクラブを通じ「FC岐阜を始め、高木義成に関わっていただいたすべての皆様へ」と題するコメントを発表。

 「この度、私、高木義成は今シーズンを持ちまして引退することを決意したことをここにご報告いたします。2000年から始まった私の重力との戦い、飛んでくるボールからネットを守る戦いも、はや18シーズンとなりました。そろそろこの大きくなってしまった背中を叩いてやりたいと、思い、悩み、迷い、決断いたしました」と現役引退を報告した。

 そして、「大木監督が僕らに向けて言ってくれる『ミラクル岐阜』を残り2カ月、信じて体現し、今シーズンのFC岐阜の目標に向かって戦っていきます。そして、笑ってシーズンを終え、勇退したいと思います。今後とも変わらぬご支援、ご声援よろしくお願いします」と最後まで戦い抜くことを誓った。

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2017年9月27日のニュース