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香川、待望今季初ゴール!岡崎に並んだ 日本人最多の独37発

[ 2017年9月22日 05:30 ]

ブンデスリーガ・第5節   ドルトムント3―0ハンブルガーSV ( 2017年9月20日 )

ハンブルガーSV戦で今季初得点を挙げ喜ぶドルトムントの香川
Photo By 共同

 ドルトムントの日本代表MF香川真司(28)が20日、敵地でのハンブルガーSV戦で待望の今季初ゴールを決めた。スコアレスで迎えた前半24分だ。FKをDFトプラクが落とす。ゴール前の混戦で最も速く反応。GK、DF3人に囲まれながらも右足で巧みに押し込んだ。

 新たな金字塔を打ち立てた。10年にドイツ1部デビューし、マンチェスターU移籍を経て14年に復帰。この得点が、ドイツ1部での通算37得点目で岡崎慎司(現レスター)と並ぶ日本選手歴代トップタイとなった。屈強な選手が多いドイツにあって狭いエリアを苦にしない技術と俊敏さ。この日のゴールも香川の特長が凝縮されていた。

 今季は6月7日、日本代表シリア戦で左肩を脱臼した影響で出遅れ、この試合がリーグ戦初先発だった。4―3―3の左インサイドハーフとしてプレー。香川は「自分にプレッシャーをかけた。信頼を得られる自信がある」と話した。結果が欲しかった一戦で先制点を決め、3―0の勝利に貢献した。

 後半21分、途中交代を命じられるも、地元紙ビルトによれば、ボス監督は23日のボルシアMG戦、26日の欧州CL1次リーグのレアル・マドリード戦に向け、好調な香川を温存する意味があったという。香川が再び、輝きを放ち始めた。

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2017年9月22日のニュース