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Jリーグ勢4連続撃破で8強なるか…筑波大「やるべきことをやる」

[ 2017年9月17日 18:15 ]

 20日の天皇杯4回戦でJ1大宮と対戦する筑波大が17日、公開練習を行った。

 今大会でJ3YS横浜、J1仙台、J2福岡と破り、大学勢としては現行の形になって初めてJクラブに3連勝、ベスト8入りを懸ける。

 16日に関東大学リーグの法大戦が行われた翌日とあり、レギュラー組はリカバリーだけだったが、小井土監督は「絶好調という訳ではないが、チームの底上げができて新しい力で試合ができると思う。相手がどこでも普段通りのプレーができて、選手が普段通りの力を発揮できている」と自信を見せた。

 目指すチームとしては「選手一人一人の顔が見えるサッカー。皆一緒でなく、その選手だからできることを存分に発揮できるチームにしたい。もう一つは、ゲームの中で自分たちで流れを変えられる、自分たちで話し合ってより良い選択ができる自立したチームにしたい。Jリーグとの試合の中で成長している部分だと思う」とこちらも手応えを見せた。

 2014年2月にヘッドコーチに就任、同年後期途中で暫定監督になり、15年から監督に就任して3年目。チーム内にパフォーマンス局をつくり、自チームや対戦相手の分析などを行い、成果を挙げている。「ゲーム分析を手伝いたいとかトレーニングに興味あるなど、エネルギーがくすぶっていた。では、チームに役立てようと」と選手にやらせたことが成功した。

 大宮戦については「普段通りにできるかがカギ。相手をリスペクトし過ぎず、自分たちを過信し過ぎず、やるべきことをやるというのに尽きる。大宮は下位で苦しんでいるが、J1だし力はある。どういうメンバーでくるかわからないが、当日メンバーを見て、ピッチに立ってからが勝負」と選手を信頼。J1磐田入りが決まっている中野も「チームとして積み上げてきた結果が実を結んでいる。やっていることは間違いないと思っている」と自信を見せた。

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2017年9月17日のニュース