低迷のＦＣ東京　篠田監督解任発表、安間コーチが暫定的に指揮

退任を発表したＦＣ東京・篠田監督（左）と暫定的に指揮を執る安間コーチ
Photo By スポニチ

　リーグ１０位に沈むＦＣ東京は１０日、篠田善之監督（４６）の解任を発表した。安間貴義コーチ（４８）が暫定的に指揮を執る。大型補強を敢行した今季だが、タイトル獲得が絶望的となったことに加え、直近２試合で９失点と明るい兆しが見られない。そのためクラブ史上初となる２年連続の途中解任に踏み切った。

　この日、クラブハウスで取材に応じた篠田監督は「なかなか結果が出ず、全ての皆さまに申し訳ない気持ちでいっぱいです。いろいろなところで意思統一ができなかったのは現場の私の責任」と話した。フロント側の任命責任も問われかねない状況だけに、大金社長は「今更かと言われるかもしれないが原点に戻りたい」と語った。来季の新監督候補は、２０年東京五輪監督の有力候補にも挙がる前広島の森保一氏（４９）に絞って交渉を進める方針だ。