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浦和 新監督初陣でドロー 10戦ベンチ外の菊池先発、勝ち越し点演出も…

[ 2017年8月5日 20:59 ]

明治安田生命J1第20節   浦和2―2大宮 ( 2017年8月5日    埼玉 )

<浦和・大宮>前半、浦和・シュートを放つ菊池
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 成績不振のため監督交代に踏み切った浦和が、新監督の初陣となった大宮との「さいたまダービー」で2度追いつかれて引き分けた。

 前半26分に相手ハンドで得たPKを興梠がフェイントを入れて相手GK加藤が倒れたのを確認してから右足で冷静に決めて先制。後半21分に追いつかれたが、その3分後の後半24分には菊池のクロスを相手GKがはじいたこぼれ球を柏木が左足で押し込んで勝ち越した。だが、勝利目前の後半43分に失点。痛恨のドローとなった。

 7月29日に行われた前節・札幌戦(札幌ド)で0―2と敗れ、翌30日に5年半指揮を執ったミハイロ・ペトロヴィッチ監督との契約解除を発表。コーチから昇格した堀孝史監督は、J2降格危機に直面していた2011年10月にゼリコ・ペトロヴィッチ監督の解任を受けて監督を務め、初陣となった横浜戦に2―1で勝利を収めてチームをJ1残留に導いた。

 6年ぶり”2度目の初陣”となった堀監督は、敵地で行われた4月のダービーで0―1と敗れた大宮との1戦に、ベンチ入りメンバーから10試合遠ざかっていた菊池をいきなり先発起用。湘南から今季加入しながらここまでリーグ戦2試合合計79分間の出場にとどまっていた菊池が左サイドから入れたグラウンダーでのクロスが柏木の勝ち越し点を呼び込んだが、リードを守り切れなかった。

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