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ビックリマン憲剛も!「多摩川クラシコ」で限定シール配布へ

[ 2017年8月2日 05:30 ]

ビックリマンシールの「ケンゴロココ」を手にする川崎Fの中村(中央)
Photo By スポニチ

 川崎Fの主力3選手がビックリマンシールになった!パートナー契約を結ぶ大手菓子メーカーのロッテとのコラボ企画で、MF中村憲剛(36)らがモデルとなったサッカー界では初となるシールを作製。5日のホームFC東京との「多摩川クラシコ」で来場者全員に配布する。30回目となる今回の多摩川クラシコは、多彩な企画でピッチ外も熱い。

 “ビックリマンチョコ世代”の中村は夢心地だった。クラブは今年から川崎市とゆかりの深いロッテとパートナー契約を結んだ。その目玉コラボ企画の第1弾が、同社のロングセラー商品として知られるビックリマンチョコのシール作製。完成品を手にした中村は「夢のようです。人生の多くのパーセントはサッカーとビックリマンシールで占められている」と興奮を抑えきれない様子だった。

 「じゃり銭握りしめてスーパーに行ってた」というほどのコレクターだった中村。今回シールのモデルになるにあたって選んだキャラクターは「昔から好きだった」という「ヘッドロココ」だ。中村バージョンは「ケンゴロココ」で、FW小林のスーパーゼウスになった「スーパーコバゼウス」、MF大島のスーパーフェニックスになった「りょうたフェニックス」。来場者にはいずれか1枚が配布される予定。限定シールだけに、サポーターだけでなく、ビックリマンシールのコレクターにとっても喉から手が出るほど欲しい一品となりそうだ。

 今回が30回目となる多摩川クラシコ。この節目の一戦では、他にもさまざまなイベントが開催される。かつて市民に親しまれ、1日限定で復活する「等々力プール」は回数にちなんで30メートルのスライダープールとして登場する予定。過去の対戦成績は、川崎Fの13勝7分け9敗。「(FC東京は)今季初黒星を喫した相手。借りを返したい気持ちは強い」と中村。5日の等々力はピッチ内外で盛り上がる。

 ▽ビックリマン 1977年発売のロッテのおまけシール付きチョコレート菓子シリーズで、ピーク時には年間4億個を販売した。シールだけが目的で菓子を捨ててしまう事例や、高額取引や盗み、恐喝などが起きて社会問題にもなった。

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2017年8月2日のニュース