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ザック元通訳の矢野氏、伊6部監督就任!4月にライセンス取得

[ 2017年7月27日 05:45 ]

ザッケローニ元日本代表監督の通訳を努めた矢野氏(左)
Photo By スポニチ

 日本代表のザッケローニ元監督の通訳を務めた矢野大輔氏(37)が、イタリアの6部に相当するプロモツィオーネ・リーグのラスカリスで監督に就任したことが26日、分かった。同リーグはイタリア全土のチームが地域別のブロックに分かれて争う。ラスカリスは創立1954年で、トリノ市近郊ピアネッツァに本拠を置く。

 矢野氏は10代からプロを目指してイタリアでプレーした。その後は同国1部(セリエA)のトリノで大黒将志(現J2京都)の通訳を務め、当時トリノ監督だったザッケローニ氏の誘いで日本代表通訳に就任。14年W杯ブラジル大会後はイタリアに戻りサッカーの勉強を続け、4月にプロモツィオーネ・リーグで監督に就けるライセンスを取得した。

 監督業は初で「ザッケローニさんから多くのことを教わった。新しいチャレンジにワクワクしている」と意欲的。ザッケローニ氏とは現在も連絡を取り合っており「頑張れ」と背中を押されたという。

 ▼イタリアのリーグシステム 日本代表DF長友佑都のインテル・ミラノなどが戦うセリエAが最高峰で、2部のセリエB、3部のセリエCまでがプロリーグ。4部以下はアマチュアリーグで9部まで存在する。6部に相当するプロモツィオーネは、地域別に53グループ(ブロック)に分かれて争う。1グループは14〜18クラブで、計878クラブが登録されている。

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2017年7月27日のニュース