仙台　Ｊ２名古屋からＭＦ古林がレンタル加入　今季出場１試合「試合に出たい」

　Ｊ１仙台は２３日、Ｊ２名古屋からＭＦ古林将太（２６）が期限付き移籍で加入することが決定したと発表した。移籍期間は２０１７年７月２３日から２０１８年１月３１日まで。

　神奈川県出身の古林は身長１メートル７４、体重７１キロで、小学生から湘南の下部組織育ち。２０１０年にトップチームへ昇格して翌１１年にはＪ２草津（現群馬）への期限付き移籍を経験し、１２年に湘南へ復帰。１６年に当時Ｊ１だった名古屋へ完全移籍していた。０９年にＵ―１８日本代表、１０年にＵ―１９日本代表に選出された経験がある。

　リーグ戦の通算成績はＪ１が９１試合４得点、Ｊ２が７６試合４得点。名古屋がＪ１だった昨季はＪ１リーグ戦２８試合に出場（１得点）したが、風間監督が就任した今季はＪ２リーグ戦１試合出場（０得点）にとどまっていた。

　古林は仙台を通じ、「初めまして　名古屋グランパスから期限付移籍加入することになりました、古林将太です。１日も早く仙台の地に慣れ、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。よろしくお願いします」とコメント。

　名古屋を通じては、「この度、ベガルタ仙台への期限付き移籍を決めました。昨年末、必ずＪ１復帰のために力を出しきると皆さんに誓ったので、このような報告をする事を、とても心苦しく思っています。なかなかチームの力になれない日々が続く中で、試合に出たいという気持ちが日に日に募り、たくさん悩みましたが今回の決断に至りました。練習場、スタジアムで声をかけてくださったファン・サポーターの皆さんに、さらに成長した姿をお見せできるよう、頑張ってきます」と談話を発表している。