元スペイン代表　モリエンテス氏　柴崎の活躍に太鼓判「ヘタフェでも良い結果を出してくれるだろう」

　スペインリーグのアンバサダーを務める元スペイン代表のフェルナンド・モリエンテス氏（４１）が２０日、東京文京区のＪリーグを表敬訪問し、スペイン２部テネリフェから１部ヘタフェへの移籍が決まったＭＦ柴崎岳（２５＝ヘタフェ）の活躍に太鼓判を押した。

　「エイバルの乾はスペインでも注目されている」と最も注目を浴びている日本人がＭＦ乾貴士（２９＝エイバル）であることを強調した上で「柴崎はテネリフェでの経験もあるので、ヘタフェでも良い結果を出してくれるだろう」と語った。

　モリエンテス氏は現役時代にレアル・マドリードやバレンシアなどで活躍し、スペインリーグ通算３３７試合１２４得点を記録。スペイン代表では２大会連続でＷ杯に出場（９８年フランス大会、０２年日韓大会）し国際Ａマッチ通算４７試合２７得点を挙げている。１５年に現役引退したが、現在もレジェンドマッチに出場するなどプレーを継続している。

　Ｊリーグの原博実副理事長（５８）から「Ｊリーグでプレーしてくれないかな」と現役復帰の“オファー”を受けると「プレーするのは難しいが、今後もアンバサダーとして何度も日本に来たい」と応じた。Ｊリーグとスペインリーグは６月に戦略的連携協定を締結している。