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C大阪12年ぶり首位!前年J2の4位からJ1優勝なら史上初

[ 2017年7月8日 21:27 ]

明治安田生命J1第18節第1日   C大阪2―1柏 ( 2017年7月8日    金鳥スタ )

<C大阪・柏>後半24分、C大阪・ソウザ(左)は決勝となるゴールを決め駆け出す
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 C大阪が柏との上位対決に2―1で逆転勝ちし、8戦負けなしの3連勝。2005年11月以来12年ぶりの首位に立った。

 前半41分に先制を許したものの、後半16分に右CKのこぼれ球を杉本が左足で押し込んで追いつくと、同25分には右サイドの水沼が出したピンポイントでのクロスをソウザが右足で決めた。

 C大阪は昨季J2で4位となり、J1昇格プレーオフを制して3年ぶりにJ1へ復帰。今月2日の前節・FC東京戦(金鳥スタ)で暫定首位に立ったが、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の影響で消化が1試合少なかった鹿島が5日にG大阪を下して前半戦の首位ターンを譲っていた。

 全チームの消化試合数が同数となって迎えたこの日は2位のC大阪と勝ち点1差で首位だった鹿島がFC東京と2―2で引き分け、勝ち点37。勝ち点38のC大阪が鹿島を「1」上回った。

 前節に続いて2試合連続となるゴールが決勝点となったソウザは「宏太(水沼)からいいクロスが来た。自分はちょっと待って合わせるだけだった」。今季就任した尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督(44)は「きょうは大変な試合になると思った。でも選手たちはうまく耐えてくれて、いい試合ができたと思う」とリードしてからは山村を最終ラインに下げ5バック気味にして守り切った1戦を振り返った。

 J2から昇格して即J1優勝を果たしたのは11年の柏、14年のG大阪と過去に2チームあるが、その両チームはともに前年のJ2をぶっちぎりの強さで優勝。この日から後半戦へ突入したJ1リーグは残り16試合となったが、史上初の快挙となるか注目される。

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