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川崎F 2戦連続大量得点勝ち、浦和とのホーム対戦五分に

[ 2017年7月6日 01:48 ]

明治安田生命J1第13節最終日   川崎F4―1浦和 ( 2017年7月5日    等々力 )

<川崎F・浦和>前半、ゴールを決めた小林(左から2人目)
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 川崎Fは5日、ホームで浦和と対戦し、4―1で快勝した。5―0で大勝した1日の神戸戦に続く大量得点で、FW小林は2戦連続となる1試合2得点。この日、28歳の誕生日で、神戸戦で2ゴールを決めた阿部も、バーズデー弾を含む1得点1アシストの活躍を見せた。

 実は、浦和は現在J1に所属する他クラブ17チームのうち、ホームのリーグ戦で唯一、3勝4分け5敗と負け越している相手だった。浦和は普段の3バックから4バックに変更して臨んできたが、車屋が「そんなに動揺はなかった」というように、前半から試合の主導権を完全に握った。

 2―0の後半28分にセットプレーから槙野に決められ、ホームでのリーグ戦連続完封試合は3でストップ。クラブ新記録の達成はならなかったが、そのあとも手を緩めることなく攻め続け、後半37分にチェンソンリョンのGKキックを家長が頭で反らし、そのボールに反応した小林がペナルティーエリア内で倒されPK。そのPKを小林が自らしっかり決めた。その2分後には、後半スタートから登里に代わって入ったFW長谷川が、左足で巻いたボールをゴール左隅に蹴り込み試合を決めた。

 ACL出場による過密日程やケガ人続出により、序盤はなかなか勝ちきれない試合も続いたが、徐々に川崎Fらしい攻撃サッカーを取り戻し、前半戦を9勝5分け3敗の勝ち点32で終了。勝負の後半戦へ向け、悲願のタイトル獲得へ向け臨戦態勢を整えた。

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2017年7月5日のニュース