メス川島“現職２季目”は準備万全「成長すること考え、しっかり継続を」

フランスに向けて出発した川島
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　“現職２季目”の日本代表ＧＫ川島永嗣（３４＝メス）が所属するメスの練習に合流するため、３日に成田空港からフランスに向けて出発した。

　昨年オフはスコットランド１部ダンディーを退団して迎え、メス加入が決まったのは８月。一昨年オフはベルギー１部スタンダールを退団後で、新天地となるダンディーへの入団決定は１１月だった。“無所属からの新人”だった過去２年とは違うだけに「過去の２年を考えれば、こんなに心が平和なオフはなかった。やりたいことをやれたし、充実のオフを過ごせた。温泉に行けなかったことだけが心残りですけど」と笑顔。「所属クラブがあると、休む時期やトレーニングのプログラムも組みやすい」と本格始動に向けた準備が万全であることも強調した。

　メスは既に新シーズンの練習をスタート。６月１３日のＷ杯アジア最終予選イラク戦（△１−１）まで試合があった川島は１週間遅れのチーム合流を許可されたため、４日から全体練習に参加する。昨季加入時はクラブが公式サイトで「川島は第３ＧＫを務める」と発表する冷遇を受けたが、終盤は守護神の座を勝ち取り、１部残留に貢献。「またゼロからの競争が始まる。自分が成長することを考えて、しっかりと継続していくことが大事」と力を込めた。