×

システム変更“自在”の大宮、今季初の連勝で降格圏脱出!

[ 2017年6月26日 05:30 ]

明治安田生命J1第16節   大宮3―0広島 ( 2017年6月25日    Eスタ )

<広島―大宮>後半、先制ゴールを決める大宮・江坂(左)
Photo By 共同

 大宮が広島に3―0で快勝して今季初の連勝。札幌が敗れたため15位に浮上し、ついに降格圏から脱出した。「前半ゼロで抑えられた。広島のボール支配率を下げようと、前からプレスをかけて、その中で江坂がしっかり決めてくれた」と伊藤監督。5月28日に就任後はシステムを4―4―2から4―1―4―1に変更。さらに試合中にも戦況を見て変えている。

 この試合も前半は4―1―4―1だったが、後半5分から3バック気味に並び方を変え、ボールの奪い方を「前から」に変更。それが実って16分の先制点に結びついた。「奪って飛び出して、自分の好きな形だった。ゲンキくん(大前)が見えたが、パスは考えてなかった」と、3戦連発の江坂は振り返った。

 先制した後は5―3―2にして広島の反撃を封じた。変幻自在のシステム、戦術変更。「監督がやりたいことははっきりしている。選手はそれを信じてやっているだけ」と横谷が振り返るように、低迷していた大宮が変わってきた。

続きを表示

2017年6月26日のニュース