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新潟 呂比須監督でも4連敗…またセットプレーから失点

[ 2017年6月26日 05:30 ]

明治安田生命J1第16節   新潟0―2鹿島 ( 2017年6月25日    カシマ )

鹿島に敗れガックリの新潟イレブン
Photo By スポニチ

 新潟はアウェーで鹿島と対戦し0―2で敗れた。後半12分にセットプレーから先制点を許すと同30分にはMFレアンドロ(24)にゴールを決められてしまった。これで5月20日のホーム札幌戦以来、4試合ぶりの勝利を挙げることができず今季2度目の4連敗を喫した。

 0―0の後半12分。右CKからDF山本のヘディングのこぼれ球をFWペドロ・ジュニオールに押し込まれて先制点を許してしまった。さらに30分にはMFレアンドロにゴールを決められ2失点してしまった。

 この日は先発にMF加藤が5試合ぶりに復帰しボランチに入ったほか、GK守田が公式戦3試合ぶりに復帰した。前半から練習で取り組んできた組織的な守備がはまり相手のパスコースを封じ、攻撃につなげる場面が多く見られた。前半23分にはMFホニのシュートのこぼれ球をMF矢野がつないでMF加藤がミドルシュートを放つも惜しくもバーに当たり、さらにホニがこぼれ球をヘディングするがGKにセーブされ好機をつくるも0―0で前半を終了。

 後半21分にはMFチアゴに代わってMF成岡を投入。先制点を許しても粘り強く戦ったが前半の踏ん張りを最後まで生かすことができなかった。

 チームは天皇杯2回戦のバンディオンセ加古川戦で勝利した翌日の22日の練習前のミーティングで約1時間、呂比須監督から叱咤(しった)激励を受けた。呂比須監督はチームがやろうとしていることがなかなか発揮できないままの勝利に「初めて試合に勝ってうれしくなかった。寂しかった」と話し「もっとプライドを持って自分の力を出していかないと。次の鹿島戦は天皇杯のことを忘れないで自分のベストを尽くすように」とときにポルトガル語を交えながら熱弁。呂比須監督の熱い思いは選手たちに届いたものの結果を残すことはできなかった。

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2017年6月26日のニュース