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愛梨への愛、ゲストに気遣い…長友 披露宴前のナイスな状況判断

[ 2017年6月25日 09:10 ]

イタリアから帰国した長友佑都・平愛梨夫妻
Photo By スポニチ

 日本代表DF長友佑都(インテル・ミラノ)が24日、都内のホテルで、妻で女優の平愛梨と挙式・披露宴を行った。サッカー界からはMF香川真司(ドルトムント)、MF長谷部誠(フランクフルト)、DF内田篤人(シャルケ)らオフ中の海外組に加え、日本協会の田嶋会長らも出席。芸能界からは、EXILEのHIRO、女優の上戸彩、お笑い芸人の出川哲朗やウッチャンナンチャンの南原清隆など豪華な顔ぶれがそろった。

 会場となった都内のホテルでの披露宴の目玉の1つに、新郎新婦が正面玄関から馬車に乗り、出席者に見送られて公道に出て行くイベントがある。休日のホテル周辺では新郎新婦を乗せた馬車を目にすることが多い。この日も長友夫妻より前の時間帯に式を挙げた複数のカップルが優雅に馬車に乗っていた。

 現役日本代表と人気女優が馬車に乗れば絵になることは間違いないが、長友夫妻が馬車に乗ることはなかった。関係者によると、平愛梨は馬車を希望したが、長友が断念するように諭したという。注目度抜群のビッグカップルが公道で馬車に乗れば混乱が生じることは避けられない。豪華出席者たちにも迷惑がかかることが火を見るよりも明らかなため、平の願いを叶えたい気持ちをこらえての判断だった。

 長友は昨年6月に平との熱愛が発覚すると「僕のアモーレ(イタリア語で愛する人の意味)です」と交際宣言した。プロポーズは所属するインテル・ミラノの本拠地サン・シーロで行い、結婚後の5月に揃ってイタリアから帰国した際には報道陣の待ち構える到着ロビーに堂々と手を繋いで登場。老若男女を問わず「アモーレ!」と声を掛けられる中、平への愛を真っ直ぐに表現してきた。

 新妻を大切に思い、お姫様のように扱う一方で、馬車に乗っていれば出席者から“空気が読めない夫婦”と思われる可能性もあっただけに、重要な局面では自らの意見を通した。オーバーラップのタイミングなど判断力が求められる左サイドバックが、披露宴の打ち合わせでもナイス判断を見せていた。(記者コラム)

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2017年6月25日のニュース