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柏、韓国代表MF金甫ギョン獲得へ 既に基本合意 来月30日デビューも

[ 2017年6月21日 05:44 ]

C大阪時代の金甫ギョン
Photo By スポニチ

 J1暫定首位に立つ柏が全北現代の韓国代表MF金甫ギョン(キムボギョン=27)を完全移籍で獲得することが20日、分かった。関係者によると、交渉は既に基本合意に達しており、今月中に来日する見通し。リーグの第2登録期間が開く7月21日以降に登録される予定で、早ければ7月30日のアウェー仙台戦でデビューする。

 金甫ギョンは主に攻撃的MFを務めるレフティーで、スピードと技術を兼ね備える。10年にJ2大分でプロデビューし、11、12年はC大阪で活躍。13〜14年にはプレミアリーグのカーディフに在籍した。15年に所属した松本では故障もあり6試合無得点に終わったが、16年は全北でACL優勝に貢献。クラブW杯では2得点を記録した。韓国代表として国際Aマッチ通算35試合4得点。3月にシリア、中国とのW杯アジア最終予選に臨んだメンバーにも選出された。

 今季の柏は15節終了時点で10勝1分け4敗の暫定首位。17日の甲府戦に0―0で引き分けて連勝が8で止まったものの、好調を持続している。2列目のポジションではMF中川寛斗(22)、MF武富孝介(26)らが攻守に豊富な運動量を見せて貢献しているが、フロント側は更なる飛躍にはチーム内競争の活性化が不可欠と判断。5月に右膝全十字じん帯を断裂したFWドゥドゥ(21)の今季中の復帰が絶望的なこともあり、11年以来のリーグ制覇に向けて、緊急補強に動いた。

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2017年6月21日のニュース