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Cロナ、去就騒動も貫禄2点演出!ポルトガルは終盤失点ドロー

[ 2017年6月20日 05:30 ]

コンフェデ杯・1次リーグA組   ポルトガル2―2メキシコ ( 2017年6月18日    カザニ )

<ポルトガル・メキシコ>相手の厳しいマークを受けるロナウド(中央)
Photo By 共同

 18年W杯ロシア大会のプレ大会となるコンフェデ杯は18日、1次リーグ2試合が行われ、A組の欧州王者ポルトガルは北中米カリブ海代表のメキシコとの初戦を2―2で引き分けた。去就問題が浮上しているFWクリスティアーノ・ロナウド(32=Rマドリード)が先制点をアシストするなど2点に絡む活躍を見せたが、後半ロスタイムに追いつかれた。B組の南米代表チリは、アフリカ代表のカメルーンを2―0で下した。

 去就問題で注目される中、貫禄のプレーを披露した。序盤はメキシコにペースを握られる中、ロナウドが先制点を演出。前半34分、速攻から左サイドを突破して相手3人を引きつけると、逆サイドでフリーのMFクアレスマにパスを送ってゴールをアシストした。

 1―1の後半41分にはポストプレーで2点目の起点となったが、ロスタイムにセットプレーから失点。引き分け発進となった試合直後、テレビのフラッシュインタビューで「我々が望む結果ではなかった。ほぼ勝てる試合だったが、最後に失点してしまった。でもこれがサッカー。次の試合に勝てれば1次リーグ突破に近づく」と21日の開催国ロシアとの対戦を見据えた。

 大会開幕直前にスペイン検察当局から脱税の疑いで訴追された。この問題を発端にRマドリードへの不信が募り退団を決意したと16日付のスペイン紙マルカなどが報じたが、本人は沈黙。試合の最優秀選手に選ばれたものの、出席が慣例の記者会見に姿を見せず、取材エリアでも一度も立ち止まらず足早に去った。

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2017年6月20日のニュース