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なでしこ 菅沢弾もドロー“バルサ流”攻撃機能せず…

[ 2017年6月15日 05:30 ]

ベルギー戦でドリブル突破する菅沢(中央)
Photo By ゲッティ=共同

 オランダ・ベルギー遠征中の世界ランク6位、なでしこジャパンは13日、ベルギーのルーベンで同23位のベルギー代表と親善試合を行い、1―1で引き分けた。高倉麻子監督(49)就任後初めて3―4―3のシステムで戦い、後半24分に菅沢優衣香(26=浦和)が先制点をマーク。しかし、その3分後に失点し、勝利を逃した。

 バルセロナを意識した攻撃的な新システムで臨んだものの、格下相手にドローに終わった。就任後初めて3―4―3を採用した高倉監督は「最初からはうまくいかないな」とさえない表情だった。前半から圧倒的にボールを支配したものの、自陣に引きこもった相手を崩せず、高倉監督は「ボールをただ動かしているだけ。何も起きなかった」と振り返った。得点は相手のクリアミスを菅沢がシュートした1点のみ。得点力不足が浮き彫りになった。チームはオランダ・ベルギー遠征を1勝1分けで終え、15日に帰国する。

 7月27日からは米国で開催される4カ国対抗の国際大会に参加する。

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2017年6月15日のニュース