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蛍“トラウマ”「乗り越える」16年対戦し鼻骨と左眼窩底骨折

[ 2017年6月7日 05:30 ]

キリンチャレンジ杯   日本―シリア ( 2017年6月7日    味スタ )

ボールを追いかける山口(中央)
Photo By スポニチ

 アンカーの位置で先発が濃厚な日本代表MF山口は“トラウマ”の克服を目指す。シリアは因縁の相手。16年3月29日の対戦で顔面を強打し、鼻骨と左眼窩(がんか)底を骨折した。試合後に救急車で搬送された苦い記憶があり、公式練習後には「シリアとの対戦は普通の精神状態ではない。でも、これを乗り越えないといけない。自分のプレーを心掛けたい」と力を込めた。

 一方で、13日の相手となるイラクとは相性が良い。昨年10月6日の対戦で、終了間際に劇的な決勝弾を記録。ハリルホジッチ監督を解任危機から救う一撃で、チームもその試合から息を吹き返した。「シリア戦はイラク戦の準備となる試合。カウンターに気をつけたい」。悪夢を拭い去って最終予選に向かう。

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2017年6月7日のニュース