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浦和 DF森脇“恩返し”の気持ち「感謝の気持ちをピッチにぶつけていかないと」

[ 2017年6月3日 15:14 ]

 浦和のDF森脇良太(31)が4日の柏戦で“恩返し”の気持ちをピッチにぶつける。

 5月4日の鹿島戦で相手選手に侮辱的な発言をしたとしてリーグ戦の2戦出場停止という重い処分を受けた。自分を責め、猛省した日々。その間も練習場にきたサポーターからは励ましの声を受けることもあり、大きな力となったという。3日の練習後、出場停止明けとなる柏戦に向け「自分自身、反省もたくさんしました。(サポーターへの)感謝の気持ちをピッチにぶつけていかないと。勝って毎試合、恩返ししないといけない」と話した。

 5月31日には9年ぶりの8強進出を決めたACL決勝トーナメント1回戦第2戦の済州(韓国)戦に先発。2戦合計で延長戦までもつれた死闘に120分間フル出場し、延長後半9分に決勝弾も決めた。試合後は人目もはばからずピッチにひざまづき、号泣。「サポーターの皆さんにも僕の幼稚な発言のせいでたくさんの迷惑をかけてしまった。この勝利は、どんな喜びにも代えられない」と話していた。中3日での強行軍となるが「(疲労は)思ったよりも抜けた。疲れうんぬんを言い訳にせず、ピッチで戦いたい」と話していた。

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2017年6月3日のニュース