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古豪1860ミュンヘンがアマチュアの4部以下に降格へ ライセンス料支払えず

[ 2017年6月3日 18:07 ]

 日本代表FW大迫勇也(27=ケルン)が14年にプレーしたドイツの古豪1860ミュンヘンが、アマチュアの4部以下に降格する見通しとなった。

 04〜05年から2部でプレーする1860ミュンヘンは、今季18チーム中16位に低迷。入れ替え戦で3部ヤーン・レーゲンスブルクに2戦合計1―3で敗れ、25季ぶりに3部へ降格することが決まっていた。しかし、3部でプレーするためのライセンス料を、締め切りの2日までにドイツ協会に支払えなかったため、来季はアマチュアの4部か5部へ降格となる見通しとなった。

 地元報道によるとライセンス料は500万ユーロ(約6億2500万円)〜1000万ユーロ(約12億5000万円)。クラブの株式60%を保有する中東ヨルダンの富豪、イスマイク氏は、ライセンス料を出資しなかった理由について「クラブが変化を拒否したため」とクラブ首脳との確執を示唆。1965〜66年に1部で優勝したこともあるかつての名門は、アマチュアから再出発することになる。

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2017年6月3日のニュース