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新潟 1勝もできず敗退…1分け5敗で1次L最下位

[ 2017年6月1日 05:30 ]

ルヴァン杯1次リーグB組   新潟0―1神戸 ( 2017年5月31日    デンカS )

<新潟―神戸>前半、競り合う新潟・西村(左)と神戸・大森
Photo By 共同

 新潟はホームで神戸と対戦し0―1で敗れた。0―0の後半7分にFW田中順也(29)にゴールを決められ、そのまま押し切られてしまった。これでルヴァン杯通算1分け5敗と白星なしで最下位となり1次リーグ敗退となった。

 後半開始早々に先制点を許してしまった。後半7分、左サイドからのクロスをFW田中に決められ0―1。呂比須監督が就任してから取り組んでいるブロックを敷いて守る守備は機能して前半を0―0で終了していただけに、後半の出はなをくじかれてしまった。

 呂比須監督はリーグ戦の先発メンバーを休ませ、「リーグ戦に出られなかったメンバーにチャンスを与える」と前節のルヴァン杯甲府戦に続き、控えの選手たちを積極起用。前節のルヴァン杯から先発メンバーを3人入れ替え、GK川浪、左膝のケガから復帰したMF伊藤がそろって今季公式戦初先発を果たしたほか、MF成岡がボランチに入り、ベテラン本間とダブルボランチを組んだ。

 後半7分の失点後の14分にはMF伊藤に代わってボランチのロメロを投入。ボランチだった成岡が前線に上がって同点に追いつこうと攻撃を仕掛けたが、流れは変えられなかった。さらに32分には2種登録のMF本間至恩(新潟U―18)がクラブ最年少(16歳295日)のJ公式戦デビューを果たしたがゴールは遠かった。

 ルヴァン杯はこれまで1勝もできず最下位に沈んでおり指揮官は「勝っても負けてもプレッシャーはない。普段試合に出られない選手も(出られない)悔しさがあると思う。自分のプレーを出しながらアピールしてほしい」とフレッシュな力に期待を込めていたが結果を出すことはできなかった。

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2017年6月1日のニュース