×

柏 武富が2発&1アシスト!3年ぶりの7連勝で暫定首位

[ 2017年5月28日 05:30 ]

<柏・大宮>後半19分、武富(左から4人目)のゴールに沸く柏イレブンとサポーター
Photo By スポニチ

 明治安田生命J1第13節は27日、4試合が行われ、柏はホームで大宮に4―2で快勝し、暫定首位に立った。日立台での大宮戦で約9年ぶりに白星を挙げ、3年ぶりの7連勝。前半2分に失点したが、FW武富孝介(26)が2得点1アシストの活躍を見せて逆転勝ち。GK中村航輔(22)の日本代表選出に刺激を受けた“こうすけ”が勝利の立役者となった。

 暫定ではあるが、柏が第13節以降で首位に立つのは優勝した11年以来6季ぶり。2得点1アシストで7連勝の立役者となった武富は「連勝中は(中村)航輔のセーブに助けられてきたけど、今日は自分たちで勝てた」と胸を張った。後半14分に頭で勝ち越し弾を決めると、後半19分に右足で得点。後半22分にはヒールパスでのクリスティアーノのダメ押し弾を演出した。

 25日の日本代表発表で中村が柏から14年10月のDF鈴木大輔(現スペイン2部タラゴナ)以来、約2年7カ月ぶりにA代表に選出された。武富は「航輔が代表に選ばれたことは刺激になる。自分も入りたいと思うし、クラブで結果を出せば見てくれているんだなと思う」と発奮。中村が前半2分にCKから失点する展開で、“じゃない方のこうすけ”が躍動した。

 中村は7試合ぶりに複数失点。見せ場はなかったが「失点の時間があまりにも早かった。失点は早い方がいいので、流れは来ていると思った」と独自の理論で白星を振り返った。

 次節6月4日のホーム浦和戦は国際Aマッチによるリーグ中断前の最後の一戦。A代表初合流に弾みをつけるためにも、完封での8連勝を目指す。

続きを表示

2017年5月28日のニュース