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マンU、自爆テロ被害者へささぐ欧州L初制覇!!2発快勝2冠

[ 2017年5月26日 05:30 ]

欧州リーグ決勝   マンチェスター・ユナイテッド2―0アヤックス ( 2017年5月24日    ストックホルム )

<マンチェスターU・アヤックス>優勝を喜ぶマンチェスターUイレブン
Photo By AP

 決勝が24日にストックホルムで行われ、マンチェスター・ユナイテッドが2―0でアヤックスを下して初優勝を飾り、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。昨夏に史上最高の移籍金1億500万ユーロ(当時約119億円)でユベントスから加入したフランス代表FWポール・ポグバ(24)が先制点を挙げるなど活躍。試合前に英マンチェスターで起きた自爆テロの被害者へ黙とうがささげられ、選手は腕に喪章を巻いてプレーした。

 普段はクールなモウリーニョ監督が、表彰台で選手とともに跳びはね歓喜した。会見では一転、神妙に「悲劇が我々の偉業から喜びを奪った。できるなら優勝と引き換えに犠牲者の命を取り戻したい」とテロ事件の犠牲者に勝利をささげた。

 2季ぶりの欧州CL出場のため、この一戦に懸けていた。今月5日にアーセナルに敗れた時点で「(欧州CL圏の)4位以内は不可能」と国内リーグ残り3試合を捨てて決勝へ調整。戦術は得意の堅守速攻を徹底し、ボール保持率33%、シュート数7―17という内容ながらポグバとムヒタリャンがゴール。昨夏に大型補強した2人が大一番で力を発揮した。「貪欲な、現実主義の勝利だ」と就任1年目でイングランドリーグ杯に続く2冠獲得を誇った。

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2017年5月26日のニュース