バルセロナ　来季監督にバルベルデ氏が濃厚　スペイン紙報道

　バルセロナの来季監督に、ビルバオのエルネスト・バルベルデ監督（５３）が就任することになるだろうと２３日付のスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は報じた。バルセロナは１４年から３シーズン、チームを指揮したルイス・エンリケ監督（４７）の今季限りの退任がすでに決まっており、後任人事に注目が集まっていたが、同紙によれば、後任はバルベルデ氏で間違いないという。

　バルベルデ氏は現役時代、ＦＷとしてビルバオほか、エスパニョールやバルセロナでプレー。スペイン代表としてもキャップ１を記録している。引退後は指導者の道に進み、ビルバオのユースチームでキャリアをスタートさせ、０３―０４シーズンにトップチームの指揮官に就任。その後はエスパニョール、さらにはギリシャのオリンピアコスでも指揮を執った。１０年Ｗ杯南アフリカ大会後には、日本代表の時期監督候補として名前が挙がったこともある。オリンピアコスでは０８―０９シーズンにリーグ戦、カップ戦の２冠を達成するなど手腕を発揮し、１３−１４シーズンからは再び古巣のビルバオを率いていた。